マイクロバス免許は中型以上必須!費用と期間を徹底解説

マイクロバス免許は中型以上必須!費用と期間を徹底解説

マイクロバス運転に必要な免許区分、8t限定解除や新規取得の費用・期間を網羅解説。転職に有利な中型二種・大型二種まで、最適な取得方法と年収目安がわかる完全ガイドです。

この記事でわかること

  • マイクロバスは定員11人以上のため、8t限定なしの中型免許以上が必須となる
  • 中型8t限定を持つなら限定解除が最短4日・費用7万円台から狙える
  • 転職で年収300万円以上を目指すなら、中型二種以上の取得が現実的

まず結論:マイクロバスは中型免許(8t限定なし)以上が必須

マイクロバス(定員11〜29人)は普通免許では運転できません。最低でも8t限定なしの中型免許が必要です。

無償の自家用送迎なら中型一種でOK。社員旅行の運転や貸切バスなど有償の旅客運送なら中型二種または大型二種が必須になります。

理由はシンプルで、マイクロバスは道交法上「中型自動車」扱いだから。普通免許・準中型・中型8t限定では定員10人までしか運転できません。

注意したいのが2007年6月1日以前に普通免許を取得した人。自動的に「中型8t限定」へ移行していますが、それでもマイクロバスは運転不可です。

次の行動はひとつ。免許証の条件欄を確認し、限定解除または中型新規取得の費用と期間を比較しましょう。

マイクロバスとは?道交法上の定義と「普通免許で運転できない」理由

マイクロバスは乗車定員11〜29人、車両総重量8t未満、全長7m未満の小型バス区分です。国交省の貸切バス区分でも「小型」に分類されます。

道交法では定員11人以上が中型自動車扱い。普通免許は定員10人までが上限なので、そもそも範囲外です。

2007年6月の道交法改正で中型免許が新設されました。これに伴い、改正前の普通免許保有者は「中型8t限定」へ自動移行しています。

2017年に追加された準中型免許も上限は定員10人。よってこちらもマイクロバスは運転できません。

つまり現行のどの普通系免許でも運転は不可。最低でも8t限定なしの中型免許が必要というのが法的な結論です。

詳細な定義は国土交通省の用語解説も参照してください。

保有免許別 早見表|マイクロバス運転可否と取得すべき免許

自分の免許でマイクロバスが運転できるかを一行で判定できる早見表です。

保有免許運転可否必要なアクション
普通免許(2007年6月以降取得)✕ 不可中型新規取得(20〜30万円・2〜4週間)
中型8t限定(2007年6月以前の旧普通)✕ 不可限定解除(7〜15万円・4〜6日)
準中型免許(2017年新設)✕ 不可中型新規取得が必要
中型免許(8t限定なし)◯ 可自家用送迎のみ。旅客運送は不可
中型二種◎ 全可有償旅客運送に対応
大型一種◯ 可旅客運送は不可
大型二種◎ 全可最も汎用性が高い

転職を見据えるなら中型二種以上が応募求人数の伸びる現実的なライン。まずは免許証の条件欄を確認しましょう。

免許別の取得費用と期間|中型・大型・二種を徹底比較

教習所での目安費用と期間をまとめました。地域や教習所で前後する点はご了承ください。

免許費用目安期間目安(合宿/通学)
中型8t限定解除7〜15万円4〜6日
中型一種(新規)20〜30万円8〜10日/2〜4週間
中型二種25〜35万円9〜12日/3〜4週間
大型一種30〜45万円12〜15日/3〜5週間
大型二種35〜50万円15〜18日/4〜6週間

中型二種は中型一種保有が前提です。最終的に大型二種まで取れば求人の幅が一気に広がります。

短期集中で取りたいなら合宿、働きながらなら通学、という選び方が基本です。

中型8t限定の解除方法|教習所ルートと一発試験ルートの選び方

8t限定解除には2つのルートがあります。費用と確実性のどちらを取るかで選びましょう。

教習所ルートは技能教習5時限程度+審査で、費用は7〜15万円・最短4日。指定教習所卒業なら試験場の技能試験が免除されます。

一発試験ルートは警視庁府中試験場や大阪府門真試験場などで直接受験。受験料・試験車使用料込みで1回約6,000円台と格安ですが、合格率は低めです。

必要書類は運転免許証、本籍記載の住民票、申請用写真、視力・深視力検査(深視力2.5m上下誤差2cm以内)への適合。

AT限定の場合はMT解除も合わせて必要なケースがあり、教習時限が増えます。

教育訓練給付制度の対象校なら最大20%(上限10万円)の支給を受けられる場合があります。

手続きの詳細は警視庁の限定解除審査ページ大阪府警の案内を確認してください。

一種と二種の違い|送迎・社員旅行で必要なのはどっち?

原則として運賃や報酬が発生する旅客運送には二種免許が必須です。タクシー・貸切バス・路線バスがこれに当たります。

社員旅行で社員が無償で運転する場合は中型一種でOK。これは自家用運送扱いになります。

注意が必要なのが旅館や福祉施設の送迎。送迎料が宿泊・利用料に含まれると判断されると旅客運送に該当し、二種が必要です。

ドライバー求人は「中型二種以上」「大型二種優遇」が主流。転職を視野に入れるなら二種取得が圧倒的に有利です。

迷ったら一種では運転せず、運送業者か陸運局に事前確認を。無免許運転扱いの罰則は重いので慎重に判断しましょう。

マイクロバスを安全に運転するコツ|内輪差・死角・車幅感覚

内輪差は普通車の約2倍。左折時は対向車線寄りから大きく回り込み、歩行者と電柱への接触を防ぎましょう。

全長は7m近くあるため死角が広いです。ミラー+目視+必要に応じ補助者の誘導を活用してください。

車高が高くカーブでの横揺れが大きいので、減速はカーブ手前で完了させること。乗員の体感が大きく変わります。

急発進・急ブレーキは厳禁。出発前に全員のシートベルト着用を必ず確認しましょう。

細い住宅街や温泉地の坂道では、事前のルート確認と低速走行が事故防止の決め手です。

マイクロバスドライバーへの転職|求人動向と年収シミュレーション

送迎ドライバー(中型二種)の月収相場は22〜32万円、年収300〜420万円が目安です。

観光貸切バス(大型二種)は繁忙期手当込みで年収400〜550万円のレンジ。経験を積めばさらに上振れもあります。

中型一種から中型二種にステップアップすると、応募可能求人数が約2〜3倍に広がる傾向があります。

夜行送迎や役員送迎などニッチ業務は時給換算で高水準。時給1,800〜2,500円のレンジも狙えます。

教育訓練給付制度や運送会社の免許取得支援制度を活用すれば、実質費用は大きく圧縮できます。

注意点として、無償の送迎であっても運送業許可を持つ事業者の業務として運転する場合は二種が必要なケースがあります。発注者と契約形態を必ず確認しましょう。

マイクロバス免許に関するよくある質問(FAQ)

29人乗りと19人乗りで必要免許は変わりますか?

どちらも定員11人以上のため必要免許は同じです。中型以上(8t限定なし)が必須となります。

8t限定AT限定の場合の解除費用はいくらですか?

MT解除が加わるため約3〜5万円上乗せが目安です。教習時限も2〜4時限ほど増加します。

普通二種でマイクロバスは運転できますか?

運転できません。普通二種は定員10人以下のタクシーなどが対象です。

限定解除一発試験の合格率はどのくらいですか?

都道府県により1〜3割程度とされ、十分な事前練習が必要です。

取得後すぐに転職活動を始めて良いですか?

問題ありません。求人サイトでは「中型二種取得見込み」で応募可の企業も多数あります。

参考にした公的・業界資料

この記事を書いた人

トラックボイス 編集部

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確認している情報

  • 厚生労働省・国土交通省・国税庁などの公的資料
  • 転職サービス・運送会社・求人情報の公式ページ
  • 現場経験に基づく注意点と、調査情報の切り分け

執筆・編集: トラックボイス 編集部

情報確認: 元2tトラックドライバーの運営者が確認

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