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大型免許の取り方・費用 完全ガイド【2026年版】

大型免許の取得費用は教習所で30〜45万円が相場。助成金の使い方、最短10日合宿、独自教習で取る選択肢まで、2026年5月時点の最新情報で整理しました。

大型免許 (大型自動車免許) は、車両総重量11トン以上または最大積載量6.5トン以上のトラックを運転するために必要な免許です。取得費用は通学で30〜45万円・合宿で22〜30万円が相場で、教育訓練給付制度を活用すれば最大10万円が戻ります。

このページでは、2026年5月時点での費用相場、合宿と通学の比較、教育訓練給付制度の使い方、企業の取得支援制度の見極め方までをひと通り解説します。

大型免許の取得費用 相場

取得方法費用相場期間
通学 (普通免許保有)32〜45万円1〜2か月
合宿 (普通免許保有)22〜30万円約13〜18日
中型8t限定からの限定解除7〜12万円4〜10日
一発試験 (試験場のみ)3〜5万円不定 (難易度高)

合宿のほうが圧倒的に安いのは、教習所が稼働率を上げられるため。一方、通学は仕事と並行できる・住居を動かさなくていい・近所で取り直しができる、という利点があります。

教育訓練給付制度をフル活用する

厚労省の 一般教育訓練給付金 に対象指定されている教習所であれば、受講費用の 20%(上限10万円) がハローワークから支給されます。雇用保険の被保険者期間が一定以上ある人が対象。

申請の流れはざっくり次の通りです。

  1. ハローワークで対象講座を確認 (教育訓練給付制度 検索システム)
  2. 教習所に「対象指定講座での申し込み」を伝える
  3. 終了後にハローワークに支給申請

合宿教習で気をつける3つのポイント

  1. 食事と部屋のグレード: 合宿は約2週間こもるため、食事と部屋の質で疲労が大きく変わります。レビューで「食事が単調」「相部屋が辛かった」が多い学校は要注意。
  2. 路上教習エリアの広さ: 山間部の合宿所は教習路線が単調で本番運転と乖離することも。郊外〜街中をミックスで走れる学校が望ましい。
  3. 延長費用の上限: 規定時間で卒業できなかった場合の追加料金がプランに含まれているか必ず確認しましょう。「延長無制限」を謳う合宿所が安全。

企業の「免許取得支援」制度を見極める

運送会社の中には「入社前提で免許取得費用を全額会社負担」と謳うところがあります。これは強力な制度ですが、契約期間内に退職すると返還義務が発生する条文がほぼセットです。次の3点を必ず確認しましょう。

  • 返還義務の発生条件 (例: 入社後 2 年以内退職で全額返還)
  • 給与天引きや一括返済の方式
  • 教習所が会社指定か、自分で選べるか

応募前に求人票だけで判断せず、面接時に必ず書面で確認しましょう。

この記事を書いた人

by トラックボイス 編集部

トラックドライバーの転職・キャリア専門メディア

トラックボイス編集部は、運送・物流業界での勤務経験を持つライターと、現役ドライバー・運送会社の人事担当・ドライバー専門の転職アドバイザーへの取材を重ねるリサーチャーで構成されています。普通免許から大型・けん引・牽引まで各クラスの実務知識をベースに、求人票だけでは見えない「現場のリアル」「給与の実態」「会社選びで失敗しないポイント」を一次情報として届けることを編集方針としています。

  • 専門領域: 大型・中型・けん引・配送・長距離など車種別キャリア設計と転職市場分析
  • 取材対象: 現役ドライバー、運送会社の人事担当者、ドライバー専門の転職エージェント
  • 編集方針: 厚生労働省・国土交通省・国税庁などの公的統計を出典明記し、求人広告の受け売りを避ける
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